|
真岡市の井頭公園で植物画の展覧会が始まった。入場無料。16日まで。 同公園内の「高フ相談所」にある会場には、植物学の標本図として発達した植物画が約60点並ぶ=写真。宇都宮市で植物画教室を開く山崎光子さんと生徒が身近で見つけた草花を描いた。 植物を原寸大でとらえた作品は浮き出るように見えるほど精巧。花から実になるまでを一つの絵に描き込んだ力作もある。 |
|
真岡市下籠谷の井頭公園内にある高フ相談所展示室で、水彩具を使い植物のありのままの姿を描いた緻密な植物画(ボタニカルアート)を集めた「ボタニカルアート展」が開催されている。 宇都宮市内で植物画教室「ボタニカルアート花写精」を主宰する山崎光子さん=同市鶴田町=の教室に通う生徒約30人らの作品計約60点が並ぶ。16日まで。 ミカンを題材にした作品は、オレンジ色の皮の中にかすかに交じった緑色の皮や虫に食われた葉の模様が細部まで表現され、トウモロコシの作品では実の一粒一粒が丁寧に描かれている。また、菜の花の作品を、そばに用意された虫眼鏡でのぞくと、離れていては気付かなかった細かいシミまでが描かれ、作者が題材に肉薄する熱意が伝わってくる。 山崎さんは、美大デザイン科卒業後、グラフィックデザイナーの仕事をしていたが、育児が一段落したところで、植物画を習い始めた。全国規模の植物画コンクールで入選したことがきっかけで、6年前に植物画教室を開いた。山崎さんは「身近にある植物を手軽に描くことができ、これまで知らなかった植物の種子などの細かい部分を発見できるところに魅力を感じます」と話している。 |