健ちゃんとボク


2008年6月24日

 ボクの友達、ポッポちゃんが天国に旅立ち、ポッポちゃんの家族も、ボクもボクの家族も淋しい思いをしました。ポッポちゃんが病気のときは、このホームページを見てくださっている方からも沢山アドバイスや励ましのメッセージをいただきました。ポッポちゃんは今、天国でボクの弟のラクちゃんはじめ、亀ちゃんたちと幸せに過ごしています。そしてお空から見守ってくれています。

 あれから1年3ヶ月が過ぎ、4月に、ポッポちゃんの家族のお家(いくこの妹の家です)に、小さなクサガメくんがやってきました。名前は健康を願って、健ちゃんです。とても可愛い健ちゃんですが、どうも泳ぎが苦手のようで、水深を浅くしても溺れるとのことで、健ちゃんの家族は心配していました。

 そして今日、健ちゃんはボクに、泳ぎを習いに来てくれました。健ちゃんはボクみたいな大きな亀に会うのは初めてだというので、びっくりさせてはいけないとのことで、まずはボクの水槽の前に健ちゃんの洗面器を置いて、ボクが泳ぐ姿を見てもらうことになりました。「カメ吉、教えてあげてね」と頼まれたボクは、水泳のインストラクターになった気分で、得意の泳ぎを披露したんだけど、健ちゃんはよそ見したり、くつろいだり・・・なんだか興味なさそうで・・・。ボクもどうしたものかと・・・。

 やっぱりお話するのが一番かな、と思ったボクは、水槽から出て挨拶してみたんだ。「可愛いなー」って、見とれるボク。ボクもここのお家に来たときは健ちゃんくらいだったのかな?

 「健ちゃん」呼びかけてみたけど、よそ向かれちゃって・・・。人見知り(亀見知り?)するのかな?「初めまして。ボク、カメ吉です」

 「け〜〜んちゃ〜〜〜ん」親しみこめて呼ぶボク。なんか、かたまってる健ちゃん。こんなふうで一緒に泳いだりできるのかな?手取り足取り教えてあげたいボクなんだ。そこまでしなくてもいいって? 

 仲良くなれるようにって、健ちゃんをボクの甲羅に乗せてくれたんだ。お互いにバランスを取ろうとする健ちゃんとボク。ちょっと気持ちが近づいた気がしたんだ。

 次は一緒に並んでみたよ。これはボクのお気に入りの写真。だって、健ちゃんがボクの方に向いてくれているし、ボクと同じポーズをとってくれたんだ。もう一緒に泳げる、そう思ったボクは、健ちゃんにボクの水槽に入ってもらったんだ。

 でも、ずっと歩いてばかりいる健ちゃん。「健ちゃん、深いけど大丈夫だよ。亀は泳げるんだよ」応援するボク。

「あっ、健ちゃん!」

「すごいよ!健ちゃん!」

 健ちゃんの頑張りぶりにボクもびっくり。「かっこいいよ!健ちゃん」

泳ぎ疲れた健ちゃんはちゃんと休憩もできたんだ。

ボクが先生だから、ほらね、一緒の泳ぎ方なんだ。

「それでは今日のレッスンはこれで終了します」

 そろそろ健ちゃんも帰り支度をしなければ・・・。遠い所を習いに来てくれてありがと。皆さんも応援してくれてありがとうございました。今度、遊びに来てくれるときは、だいぶ大きくなっているかな。またふたりで泳ぐのが楽しみ。次は庭のお散歩もしたいなと思っているボク。それでは、これからもボクの友達、健ちゃんをよろしくね!