尼崎港、淀川のシーバス(2000/7/19サンスポ掲載分)

 最近、暑くてなかなか寝つけない。寝られないのなら、いっそのこと釣りにでも行こうと思いシーバス釣りに出かけることにした。
 適当にタックルとルアーを選び車に積んで家を出発したのが午前2時。ちょうど満潮から下げに向かう時間だった。どこへ行こうかと思案して、久しぶりに尼崎港へ行くことにした。
 15分ほどで尼崎港に到着。ときどきボラが跳ねているのやバチ抜けのバチが泳いでいるのが少し見える。車を横付けできる阪神高速湾岸線の基礎部分のテトラ周りを探ってみることにする。
 9フィートの振り出しのシーバスロッドにスクワレル76をセットして釣りを開始。北側と南側のテトラ周りや周囲を丹念に探ってみるがノーヒット。涼みがてらの釣行なのに、だんだん真剣になってきてキャストを繰り返す。
 南側に台船が何艘か係留してあったので、その周りを探るとコンという小さいアタリがあり軽く合わせるとフックアップした。
 9フィートのシーバスロッドでは、ヒットした30cmほどのシーバスにはオーバーパワーだったようで簡単にキャッチできた。同じようなサイズを、もう1匹追加した。
暑気払いのための釣行で釣れただけでもラッキーなのだが、だんだん欲が出てきて、もっと大きいのが釣りたくなり、以前紹介した淀川の伝法大橋付近に移動することにした。
 10分ほどで淀川に着き、右岸側の43号線の下流に入る。バチ抜けのバチがけっこう泳ぎ回っているが、シーバスのライズがほとんど確認できないのでダメかなと思いながらキャストを開始。


スクワレル76にヒットした淀川のシーバス42cm


 少しずつ上流へ移動しながらキャストを繰り返していくと伝法大橋の上流側で42cmのシーバスがヒット。大きなものではないが尼崎港で釣ったものより引きが楽しめたので、よしということにして帰宅した。家に帰り着いたのが4時で、すぐにぐっすりと眠りについた。
 両方の場所とも、短いロッドで十分なので、ライトなロッドを使っていれば、もう少し楽しめただろう。
 皆さんも、眠れなくて悶々しているよりも暑気払いに釣りに行かれてはどうだろうか。いいことがあるかもしれませんよ。

やっと釣れた串本のメジロ(2000/7/5サンスポ掲載分)

 メジロが釣れていると聞いて、急きょ串本へ今年4回目のジギングに行くことに。今回も安指港の勇勝丸(問い合わせ:090-9710-4773山崎晃船長)にお世話になり、釣友たち6人で6月26日の5時に出船。
 水深10〜35mの「タンザキ」(田崎の沖)で朝の30分ぐらいの間だけメジロが釣れていることなので、まずはメジロからと「タンザキ」へ向かう。「タンザキ」に着くと、すでに30艘を超える漁船がケンケンを引きまくっていたが、山崎船長の本職が漁師なので、その中に入れてもらってジギングを開始する。浅い場所なので、ほとんど全員スピニングタックルを手にしていた。



ケンケン船(南紀ではテンテンという)の一団


 なんと1投目から船尾で釣っていた田中氏にヒット。やり取りの末、メジロをキャッチ。これを見た全員のテンションは一気に上がり、熱心にジギングを繰り返す。
 場所移動の後、ジグが着底して巻き上げを開始した直後に私にヒット。「底でヒット」という私の言葉を聞いて仮谷氏がリーリング途中のジグを底に落とし直して底近くでヒットさせた。さらに田中氏は水面近くでヒットさせてトリプルヒット! ヒットしたメジロは、すべてサイズの割にはよく太っていたので強烈に抵抗する。


僕の釣った3.2kgのメジロと山崎船長


 その後、私に宙層で強烈なアタリが。あっという間にラインが走り1度も止まらずに2.5号のPEが高切れしてしまった。ラインが傷付いていて、そこで切れたのだろう。先程キャッチしたメジロとは比較にならない走りだったので、ブリか大型のヒラマサ、または大型のツルクエだったのかもしれない。しかし、正体が分からないというのは悔しさが倍増する。これで、串本では2回連続で姿を見ずにラインブレイクされたことになる。


 この日はメジロの食いがよく、7時くらいまでヒットが続いた。その中でも絶好調だったのが仮谷氏で1人で4本のメジロをキャッチした。結局、6人で9本のメジロ(63〜69cm、3.2〜3.8kg)とバラハタ1、メンドリ1をキャッチ。最近、各地のジギングの釣果はいまひとつのようなので、メジロが釣れなかった残念な1人を除いて満足いく1日となった。


1人で4本も釣った仮谷氏「重くて持ち上がらない」と贅沢を言っていた