●久しぶりのジギング 04年1月3日(土曜日

 久しぶりに串本の勇勝丸(TEL090-9710-4773/山崎晃船長)でジギング。本当は釣り納めで串本に行く予定だったが、予約が一杯。通常、勇勝丸は年明けからGWまで漁のため休業だけど、今年は15日くらいまでジギングに出るということなので釣り納めではなく初釣りとなった。

 早めに安指港に着き、寝袋にくるまって仮眠。目が覚めると寒くはないが、風がかなり強いが、予報では風は弱くなっていくとのことだった。船に行くとすでに5人乗船していて釣り座は空いていた左舷舳先に(いつもは楽なので右舷ともが多い、笑)。荷物を載せていると地元串本のK氏がいつものように最後に到着して計7人で出船。

 風が強く、うねりが少しきついが、潮の流れは緩やか。50m前後の浅場から順番に流していくがアタリがない。1時間くらいして60mラインで左舷ともの同船者にシオがヒットしたのみ。12月の中旬は潮岬周辺でメジロがボイルしていたそうだが、年末にかけて西側の方が釣果がよかったそうなので港より西側のポイントを転々としていく。3時間後、100mラインで誰も名前を知らない魚を右舷ともの同船者がヒット。しばらくして、ジグチェンジしようと20mラインまで巻き上げてきたときにヒットしたが、電撃バラシ(笑)。おそらくソウダの類だろう。


エビスダイの一種と判明

 雲一つない快晴で寒くはないけど、予報に反して風はドンドン強くなっていく。昼前までヒットした魚は2匹のみで、ノーアタリの人もいるしまつ。勇勝丸ではあまりやらない200m近くのポイントも流してみるがノーヒット。タケアラ(ホウキハタ)やマハタが出るポイントを順に浅い方へ向かって流していく。

 途中から、うねりがきつくまともにジグが動かないのと、釣りに行く前に「4日は魚が釣れても釣れなくても鍋にしようか」と家人に言われていたので鍋の材料の底物狙いを中心にジギングを繰り返す。ポイント移動後、最初のリトリーブだけ青物を狙って速く、少し長い距離をジグを動かすが、次のフォールからは巻き上げパターンを変えたり、フォールの仕方を変えたりして遅めのスピードで丹念に底から5〜10mまでの間を狙っていく。

 100mのマハタがよく出るポイントで、何度目かのフォールで着底後すぐにジグが横に走る。「あれ?」と思って合わせると魚の感触。隣のK氏に「何かきたよ」話し巻き上げにかかるが、スピードは速くないので「底物みたい」と言いながら巻いてくる。底を切ってしばらくすると重いだけ。「岩かイカだったりして」と笑いながら巻いてくると、途中で首を振るので「やっぱり底物だね」といいながら巻いてくるとポッカリ水面に浮いてきたのは、いいサイズのタケアラ。

 「鍋の材料ができた」と喜びながら晃さんに掬ってもらう。写真を撮ってもらおうと思ったが、揺れと波しぶきで断念。お土産が一応確保できた後は、立ってシャクルのが難しくなり座ったままでシャクっていた(笑)。その後、ますます風が強くなり、さらに波も高くなってきたので早上がり。


ヒットタックルはポセイドンPSLJ603-4、オシアジガー2000
PE3号、リーダーフロロ12号、ハオリ・スリム130g

 港へ帰って計量してもらうと4.9kg、70cm。この時期はキロ9,000円近くするそうで、4万円を超えるということになる。K氏から「子供の離乳食にちょうどいいかもしれないけど、今からこんなの食べさせていたら舌が肥えるで」と言われたように、地元の人の間では、幻のクエよりも味に対する評価は上のようだ。

次の日、捌くのに3人掛かりで2時間くらいかかった(笑)。4日は鍋と刺身、皮、胃、舌の湯引き、5日は刺身と鱗の唐揚げ、6日は刺身と煮付け(絶品でした)とホウキハタづくし。それでも3回分くらいの鍋の材料を冷凍して後日、煮付けで賞味した。3日間刺身の味の変化を楽しんだが、3日目が一番美味しかった。次に釣れたら売ってきます(笑)。