小笠原

ハシブトゴイ

BONIN NIGHT HERON

大変貴重なものを頂きました。

陶器で出来た「ハシブトゴイ」の置物です。

 

箱に書かれた説明によると

Aldon Accessories Ltd.社製 1981年作製

Vanished Species(消滅した種)シリーズ

第1集として15種類、最大各15,000個作られたもののようです。

ベースの裏側には通し番号が記入されていて、

この個体が15000個中の4010個目であることがわかります。

ハシブトゴイは小笠原の固有亜種で、

小型で名前のごとく嘴が太く大きく、褐色の地味な体をしていたとされています。

黒田長礼等が描いた図画と比較すると

かなり印象が異なります。

ハシブトというと首をすぼめた姿と、

後頭部からシッポのようなものがピョンと延びているイメージがあったのですが

この模型にはにその特徴が再現されていません。

だからか、箱を開けて現物を手にしても

解説を読むまで、これが何かわかりませんでした。

なにぶん、20年以上も前の模型ですから、

量産する上で技術的な制約があって、

多少印象の違うものにならざるを得なかったものと解釈しています。

しかし、良く見ると後頭部のシッポは

頭から首にかけて巻くついているような表現で処理されていました。

 

学術的にこの撮りの存在が知られたのは1827年のことで、学者によって1羽が採集されました。

続いて1828年、さらに1889年に各1羽づつ採集されましたが、それ以降の記録は一切ありません。

現在、採集されたものはレニングラードに一つ、大英博物館に二つ保存されているそうです。

絶滅の主な原因は、食糧としての乱獲や開拓による生息地の減少だろうとされていますが、

詳しいことはほとんどわかっていません。

 

ハシブトゴイの同種はオーストラリアやフィリピンなどに生存しています。

http://www.ne.jp/asahi/outback/buokaburra/nightheron_nt.html

 

同シリーズにはオガサワラマシコもラインナップされています。

【資料・画像提供:Geckoさん】


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