BONIN FLYING FOX 7

 

食べちゃいたいくらい可愛いのか

Tシャツ

光る目


食べちゃいたいくらい可愛いのか

 グァム島では食用として大量のオオコウモリが用いられてきました。

果実や蜜しか採らないオオコウモリは別名フルーツバットとも呼ばれ、

その肉は臭みが無くてとても美味であると言われています。

しかし、グァムのオオコウモリが乱獲で数が激減したため、

他の島の個体が輸入されるようになり、

その白羽の矢は小笠原にも及びました。

その為に一体どれだけの数が捕獲されたのかは不明ですが、

天敵がいないオガサワラオオコウモリを捕獲するのは容易であったこと推測出来ます。

 

これは返還後のことですが、旧島民から聞いた話しによると、

むかし、母島の南崎のリュウゼツランには、それこそ無数のオオコウモリがとまっており、

鎌で一振りするだけで、簡単にオオコウモリが獲れたそうです。

コウモリは美味であると言う話しを聞いて、

翌日、友人と共にもう一度同じ場所へ行ってみると、

もうそこには1頭もいなかったとということです。

 

小笠原がアメリカの統治下にあった時代には

島民には拳銃の所持も許可されていたので、

それを使って撃ち殺したという話しも聞いたことがあります。

ちなみに、オオコウモリは1頭当たり5ドルで取引されていたようです。

 

実際に、オオコウモリを食べた事のある島民に聞いたところによると、

丸ごと鍋で塩茹でにすると、

皮がペロンと剥けて食べ易いのだそうです。

肉はコンビーフのような様相で、

たいへん美味なのだそうです。

 

このあどけない顔を見ていると、

この種族にそんな不幸な過去があったことなど想像も出来なくなります。

 

 


 

Tシャツ

 返還祭の時に母島で作られたTシャツの絵柄です。

イラストが枠一杯になるよう、寄って撮影しました。

我が家には一枚だけしか無い貴重なものなのですが、

普通に着てしまっています。

それにしてもこのオオコウモリのイラスト、

ちょっとワイルドな面構えですね。

 

 

 

光る目

 8月中旬。北袋沢地区の某農園にはこの季節、

毎夜十数頭のオオコウモリが飛来しているようです。

情報を提供して頂いてから伺うまでに間があいてしまったのですが、

農園主の許可を得て2時間ほど観察させて頂いたところ、

3頭を確認することが出来ました。

この農園には主にヤシや柑橘類の葉を食べに来ているようです。

「ウチに来るコウモリはライトを当てても全然平気」という言葉に甘えて

ビデオ用の20Wのライトを当ててみたところ、

なるほど一向に動じる様子はありませんでした。

 


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