BONIN FLYING FOX 2
性 質 ねぐら 大きさ
性 質
餌場におけるテリトリー意識は強く、
自分がいる果樹に別の個体が留まろうとすると、
けたたましく鳴き、翼をバタつかして威嚇し追い払ってしまうことがあります。
しかし、それでも性格は概ねおとなしいようで、
人を極端に恐れることは無いようです。
個体にもよりますが、細心の注意を払って距離を詰めればかなり間近に寄ることができます。
その間、オオコウモリはキョトンとした目でじっとこちらを見ていることもありますが、
危害を加えられることは無いと判断すれば、
この画像のように欠伸(あくび)をしたり、後足で首のあたりを掻いたりと、
くつろいだ様子を見せます。
こうしたおとなしい性質が絶滅の危機に追い込まれた要因のひとつになっているのかも知れません。
ね
ぐ ら
オガサワラオオウコウモリは明確に「巣」と呼べるようなものを持ちません。
環境や季節の変化などにより年に何回もネグラを変えます。
平成11年1月には振分山の森林でネグラが発見され、
そこには30頭以上が群を成していました。
この時のように気温が低い時は、
画像のように数頭が身を寄せ合いひと塊(かたまり)になり暖をとっています。
ネグラではこのような塊が幾つも発生し、
場合によっては30頭近くが集まって大きな塊を作ることもあり、
それを初めて見た時は心底ギョッとしました。
大
き さ
その大きさについては、ガイドブックのなどの影響もあり
「翼を広げると1メートル」というのが通説になっていますが、
そこまでに達するものは父島では滅多に見ることは出来ません。
体長(頭から足先までの長さ)は大体25センチ程度と思われます。
大きさを実感する簡単な方法としては
父島島内にある施設に展示された剥製を見るのが手っ取り早く確実だと思いますが
中でも、父島ビジターセンターに展示された2頭の‘はくせい’は出来が良く、
そのイメージを上手く捉えています。
なお、私の親しい友人の数回にわたる目撃談によると、
北硫黄島にはゆうに翼長1メートルを超える個体を含め
100頭前後のオオコウモリが生息しているそうです。
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