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【同時進行の向山型国語5年(教育出版)】

「季節の中で」(詩を書く)

TOSSシグナス札幌向山型国語研究会  田上大輔
作成日:2006年7月13日
更新日:2006年7月13日

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【授業記録】 
 
 第 1時  7月11日(火) 「真似をして詩を書く」
  1.  詩を書く単元。
     時間がなく,ステップが荒すぎて上手くいかなかった。
     今日は,ベースになる詩を提示し,その一部分を変えていくというやり方で書かせる。
  2.  まずは,ベースになる詩を提示し読ませる。
     
       夏
     
      夏だ 夏だ
      もも さくらんぼ ぶどうが
      やおやさんにならぶ
     
      ぼくのすきなくだものが
      いっぱいある
      ばんざい
     
      夏だ 夏だ

     
  3.  「今日は,この詩を真似して詩を書いていきます。」
    といい,「もも,さくらんぼ,ぶどう」を消した。
     そこに,四角を3つ書く。
    「四角に別な言葉を入れて,夏という詩を改造しなさい。」
    といい,ノートに書かせた。
     
       夏
     
     夏だ 夏だ
     スイカ バナナ メロンが
     やおやさんにならぶ
     
     ぼくのすきなくだものが
     いっぱいある
     ばんざい
     夏だ 夏だ
     
    というような形になる。
     できた子に持ってこさせ,四角の部分だけを板書させた。
     果物でないものはもちろんダメである。
     
  4.  今度は,更に四角の部分を増やした。
     
        夏
     
      夏だ 夏だ
      □ □ □ が
      □
     
      ぼくのすきな□が
      いっぱい□
      ばんざい
     
      夏だ 夏だ

     
     いきなりのジャンプである。
     この形に沿って書かせていった。
     
  5.  児童の作品をいくつか紹介する。
     
       夏
     
      夏だ 夏だ
      ぼんおどり 流しそうめん 夏祭りが
      わたしを待ってる
     
      わたしのすきな夏イベントが
      いっぱいある
      ばんざい
     
      夏だ 夏だ



       夏
     
      夏だ 夏だ
      バラ ラベンダー ひまわりが
      かだんににならぶ
     
      わたしのすきな花が
      いっぱいならんでる
      ばんざい
     
      夏だ 夏だ
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 第 2時  7月12日(水) 「一字題一行詩を組み合わせて詩をつくる」
  1.  この日は『苦手な「作文」がミルミルうまくなる本』(向山洋一編 師尾喜代子著 PHP文庫)のP77の追試。
     「一字題一行詩」を作らせ,それを組み合わせて詩をつくる方法だ。
     
  2.  まず,「空」と板書し,
    「空から思い浮かぶ,連想する一行の文を作ります。例えば,『果てしなく続く』のようにです。」
    と指示。
     ノートに書かせ,板書させていった。
     「海のような色」「青い色はどこまでも続く」「白い雲と一緒に」「雲にじゃまされている」などびっしり並ぶ。
     
  3.  その中から適当なものを私が選び,1~4の番号を振る。
     それを題名(空)をつけて,順番に読ませていった。
     
        空
     
      1)果てしなく続く
      2)きれいな青
      3)どこまでも広く
      4)宝石のようにきれい
     
    のようにである。
     そして,一行の詩を続けて読んでいくと詩になること,詩は一行の詩の集まりであることを話した。
    「黒板にある詩,自分の書いた詩の中から4つ選び,それを組みあわせて詩を作りなさい。」
    と書かせた。
     
  4.  続いて「海」と板書し,同じように一行詩を書かせた。
     これも板書させる。
     内容が「色」「魚」に偏っていたので,
    「他に海から連想されることはないですか?」
    と尋ねた。
     子どもからは「波」「音」「岩」「砂」「風」が出された。
     それらについても一行詩を書かせ,いくつか板書させた。
     
  5.  そして,また同じように4つを選んで組み合わさせて詩を作らせた。
     できた子は持ってこさせ,評価。
     最後に良かったいくつかの作品を書いた子に読ませ,どこがいいか(表現,くり返しなど)を解説して終了。
     
  6.  余談。
     その日の日記に,詩を書く子がたくさん。
     ちょっとした「詩」ブームが起きた。
     
  7.  子どもの作品を何点か紹介する。
     
       海
     
     あわい色の海
     魚たちの楽園
     ポセイドンの一声が
     波の歌声と変わる
     
     
       海
     
     潮風にあたりながら
     波の音をきく
     魚たちといっしょに
     ゆうがに泳ぐ
     
     
       海
     
     どこまでも続く青
     波の音がここちよくひびく
     かがやく空の下
     果てしなく続く青
     
     
       海
     
     とてもひろく
     潮風が気持ち良い
     いつ見ても気持ちよく
     いつきてもいやされる

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