成人型アトピーでは、、わりと高い率で自律神経失調症があるように思いますよ。
これは、自律神経失調症があると、いくつかの要因からアトピーを起しやすくするからだと考えられます。

先ず1つは、汗・尿・便などの排泄機能が落ちるので、それによって失われるであろうエネルギーが滞り、その出口としてアトピーの炎症を強める。

第2に、自律神経失調時には、たいがい神経が過敏状態になりピリピリしてくるので、通常よりもカユミを強く感じる(アトピーの人では、神経細胞がにょろにょろ伸びてきて、皮膚の表面近くまでくることもあるので、そりゃカユミも強くなりますよ。)、さらにイライラしているので、強く掻いてそのストレスを解消しようとすることが多いのです。

第3に、自律神経失調症になると、からだが冷えてガタガタ震えたり、わけもわからず汗がダーと出たり、心臓がバクバクしたり、寝れなかったりするので、不安になり、その心労がストレスを生んで、アトピーが悪化してしまいます。

第4に、アトピーが悪化すると、ヒスタミンちゅうやっかいな物質がドバドバとでてきます。こいつは、目を覚まさせよう覚まさせようとしますので、どうしても夜なかなか寝れなくなってしまいます。これが続くと疲れがたまり、よけい自律神経失調症がひどくなりさらに寝れなくなって行きます。すると疲れで免疫力が落ちてアトピーが悪化する。こんな悪循環を繰り返してさらに悪化するわけです。

第5に、自律神経失調症だとからだの中で命令系統がうまく働かないから、当然その命令で動くホルモン系もなかなか働かない事になります、すると副腎からアトピーの炎症の時に本来ならすぐ出てくる副腎皮質ホルモンが出にくくなり、炎症がおさまらなくなってくるわけです。

と言う訳で、
自律神経失調症の人は、アトピーが治りにくくなりますので、まず漢方で自律神経失調症をなおしてからアトピー治療を始めてもいいかもしれませんね(漢方がアトピーそのものに効くかどうかはなかなか難しい問題ですが、自律神経のトラブルには、良く効くように思います、詳しくは、別の項目で説明します)