巷では、アトピーに効くというものが氾濫していますが、とりわけ水に関するものは 数が多く、身近なもの故に 副作用も少ないだろうとの認識から使われている方は多いのではないかと思います。

では、どのような水ならばアトピー改善に役立つのではないかと考えられるのか?わたしは、少なくとも以下のような特性が必要であろうと考えています。

1、重金属、カビ、過剰の塩素、トリハロメタンなどの有害物を含まない事。

2、適度のミネラルを含み、味覚的においしいこと。

3、腸内細菌、口中細菌、皮膚常在菌などのバランスを正常にすることに役立つ水であること。

4、物質への浸透性が高いこと。

5、いろいろな物を溶かし込む能力が高いこと。


1、は当たり前の事ですね、アトピーに役立つ以前に 健康に対して極めて有害です、しかし 水道水には、重金属は別として カビ、過剰の塩素、トリハロメタンが含まれている事は 今や常識のこと 特に過剰の塩素は、皮膚刺激があり肌を乾燥させる性格を持っています。また 現代の 飲料水にするための浄水システムでは発生が避けられないトリハロメタンは、免疫力を低下させてしまいます。どちらもアトピーに対する大きな悪化要因です、だから水道水をそのまま飲むような事は ぜひ慎みたいものですね。

2、は 人体にとって大切なミネラル成分が、日常的に水と共に供給されていくことは とても重要な事です。
しかし、だからといってミネラル成分濃度の高いエビアン水などのヨーロッパ産のミネラルウォーターは、軟水に慣れている日本人には胃腸に負担が大きく、消化不良を起させたり下痢を起させたりする事がしばしばあります。というのは、これらのミネラルウォーターは多分にその高いミネラル含有量により塩類下剤の性格を持っているからなのです。
そしてこのことはアトピーにとって重大な意味を持っています。下痢をさせるということは からだを冷やすということなのです、「アトピーと漢方薬」でも述べましたが アトピーにとって冷えは症状、回復力などを確実に悪化させます、炎症の強い時にたまたま飲んで 炎症の熱が下がり 楽になったようなことがあっても続けてはいけません。ミネラルウォーターを飲むなら日本産のものを選んでください。

3、は 私達の身体には、数多くの菌が住んでいて、人と共生しています。
人にとってとても有益な菌もあれば、増えすぎると人に悪さをするものもいます。しかしそれらのどの菌もお互い拮抗しながら それぞれのテリトリーを主張し合い絶妙のバランスで成り立っています。この常在菌の有り様は、その人の持つ免疫に大きく影響を与える事は分かっています、良い菌悪い菌を含めてそれぞれの菌が最大限の力で主張し合ったうえで形成されたバランスが最もその人のその時期において合理的な状態です。
大病の時なら、薬や健康食品で悪い菌を殺したり(実際は良い菌も殺してしまう様であるが)良い菌だけを補ったりする事もありますが、本来は、養生により体力を引き上げ、その生命力により良い菌が増え その結果悪い菌が抑えつけられる構図こそ崩れにくい常在菌のバランスを獲得する事ができるのである。その時に大切な事は、それぞれの菌が十分に働く事のできる場が 提供されるかどうかにあり その時の場の最重要因子が水である その水の性格の良し悪しが 長い月日において大きな差となって現れてくるのである。

4、は いい水を使ったクリームを塗ったり、入浴剤を入れていい水のお風呂に入った時に、その水分、油分、有効成分などがより角質層の深くまで浸透して行く、その事は、皮膚のバリア機能を高め 抗原の侵入を防いだり、皮膚常在菌のバランスを整えたり、皮膚そして身体全体のホメオスタシスが円滑に機能したり する事に対し、大きくプラスに働きます。

5、は アトピーは繰り返される炎症により、通常よりもずっと多くの老廃物が出てきます。またさらに 多くの新陳代謝をおこなうため たくさんの栄養や免疫物質が必要になります。それらは、血液やリンパ液により患部に運ばれ、老廃物は 血液に回収され肝臓に運ばれて代謝され その後排泄されます。ここでは血液やリンパ液の溶解能力の大きさが処理能力を左右してきます。
そして、その血液の溶解能力に大きな影響を与えるのが、血液の主要成分である水の特性です。
ある構造化された水では、いっぱんのランダムな水に比べて溶解度が高いことが分かっています。そして、そのような構造化された水というのは、人が本来持つ 生体水の特性でもあると言われています、にもかかわらず、現代では、環境の悪化、食材(特に飲料水)の悪化、ストレスの増大などで 我々の生体水の特性が失われてきているようです、ですから 普段より 生体水に近い このような特性のある水を多く取られることを わたしは、すすめています。

そして、このような構造化された水には、2、や 3、で述べたような特性も あわせもっていますので、なおさらのことアトピーでお悩みの方には、必要とされる水であると考えています。

では、上記の条件を満たす きれいな 生体水に近い構造化された水を日常的に手に入れるためには どのようにすればいいのでしょうか?

その前に 生体水に近い構造化された水とは、どのような水かというと。
生体中の結合水に近い構造・特性を持った水、つまり ひとつひとつの水分子のかたまり 集団(クラスターと言うが)がだいたい5分子の小さなクラスターに均一化された水のことである。
この水は πウォーター(パイウォーター)という名前でよく知られた水のことです。

このような水は、マイナスイオンをチャージした電子水やアルカリイオン水などでも得られると言われていますが、当店では、できたπウォーターがより崩れにくいといわれる以下の方法で作られる事をすすめています。

ステップ@  水道水を浄化する
つまり、先ず浄水器を蛇口に取り付ける事です。
浄水器はいろいろありますが、蛇口に直接取り付けるタイプは、浄水時間があまりにも短いため 浄水能が低くなりやすいので できれば据え置きタイプの浄水器がおすすめです。
特に ブリタのポット型浄水器は1.9リットルタイプで3980円と他の浄水器に比べてお値打ちで カートリッジも1350とお値打ちです。

ステップA  浄水をπ化する
右の写真にあるような 「自然PWS」というキットにあるセラミックスと天然石を浄水に約12時間浸けこんでゆっくり水をπ(パイ)化していきます。
2〜10リットルタイプのポリタンクを通常使いますが、ブリタの浄水器を使う場合は、ポットの中に入れておけばいいでしょう。

この方法は、少し手間がかかり 一度に大量のπウォーターが作れないなどのデメリットもありますが、他の方法と比べて 時間が経ってもクラスターの大きさが小さく整っていて、バラバラの大きさのクラスターに戻りにくい、 πウォーターを家庭で得る方法の中では極めて経済的に安価であること などのメリットがあります。

アトピーを改善する為に なぜ水にこだわらなければならないのか。
有明海の海苔をみるまでもなく、昨今の自然環境の悪化は水環境に対して特に大きな影響を与えてきました、それは 我々の飲料水事情においても同様で 近年大都市を中心に水の需要が増大しています、それを賄うため浄水場では急速に沈殿 殺菌の行程をおこなうため トリハロメタン 過剰の塩素 などが多量に含まれるようになり、それらがわれわれの免疫システムに重大な影響を与えています。
また、それらの水では、水のクラスターが不均等で 長期に体内に取り入れた時 結合水としての働きが低下し、われわれが本来持っている体内のホメオスタシスを維持する為の情報伝達機能が十分に引き出す事ができなくなります。
そして、これらのことを放置しておいて 自然治癒力を高めていこう、アトピーを改善していこう、ということは極めて不合理なことであると考えています、だから水にこだわらなければいけないのです。

※2013年6月現在、この「自然PWS」は製造中止となっておりもはや購入することはできないものとなっております。

★その後この項目を読んだ方から「水(πウォーター)の認識に対し問題がある」というご指摘をいくつか戴きました。
より詳しく調べてみると確かに多くの点で認識違い、思い違い、が分りましたので、近い内に改めて水に関しては報告させて頂きます。
この項目はいくつかの間違った記載がなされている可能性があると思いますが、私自身の戒めのためにもあえて消去せずに残しておきたいと思っております。