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 【 医薬業界よ たいがいにせなかんぞー!】ヽ(`Д´)ノ  

  ---------------------その4-----------------------
                       2004.11.7発行
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業界の都合で、うす甘く広められた医療・健康に関する怪しき常識。あたり
まえの様に感じていることも、よくよく考えるとちょっとおかしなことに突
きあたる そんなお話です。

※たいがいにせなかんぞー!(いいかげんにしろ の意)
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私 はや20年以上も薬業界に身を置かせて頂いてる者です。
医療、健康産業は年々肥大化し幾多の怪しき情報が跋扈する様になって来ま
した。ある情報はそれを信じたものを陥れようと巨大な口を我々に向け、あ
る情報は幾多のスポンサーにより巧妙に誘導され知らぬ間に洗脳してゆきま
す。(私もよくだまされてしまいます。それほど巧妙です。)

あたかも、常識化されたかのように流布する健康情報、医療情報の多くが、
実はその中に生きる特定の業界人の都合により生まれたものであることが
多いのです。

このメールマガジンでは、それらの作為的とも思われる情報の奇妙な点を
掘り起こし、皆さん自身で改めて考えてみるための判断材料のひとつにでも
なれば幸せと考えております。

ぜひ末永くお付き合いの程、宜しくお願いいたします。
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●サリドマイドって、悪魔のくすり?(その1)

みなさんは、もう40〜50年ほど前に登場した、サリドマイドという
お薬をご存知でしょうか?

ドイツのグルネンタール社で創薬されたこのくすりは、副作用のほとんど
心配のない鎮痛鎮静薬として、世界市場に出てまいりました。

特に、妊産婦にも安心して服用できる薬として当初理解されていたため、
世界中でサリドマイドの重篤な副作用が頻出し、大変な社会問題と
なってしまいます。

その副作用とは、俗にサリドマイド児と呼ばれる、胎児の手足の発育が
侵され、ちょうどあざらしの手や足のような状態になってしまうという、

(四肢欠損症)悲惨な催奇形性でした。

そのため、サリドマイドは人々から「悪魔の薬」と恐れられ、全く姿を
消すことになります。


ところがその10年後、ハンセン氏病の激痛に苦しむ患者に対して、医師
が苦し紛れからサリドマイドを使ったところから事態は変わっていきます。

患者にサリドマイドを処方した次の日から、ハンセン氏病特有の顔の形相が
みるみる改善され、激痛が徐々に緩和されてきたのです。

もともとらい菌による慢性抗酸菌感染症であるハンセン氏病は、化学療法を
主体とする治療により、菌陰性化(菌が検出できないレベルまで菌数が減
った状態を言い、決して完全に菌がいないことをいうものではない)が実現
できるようになると、さほどの病気ではないという認識が国内では広まって
いきました。(東南アジアや南米ではまだまだ深刻な病気です)

しかし、ハンセン氏病特有の形相が変わることはなく、発病後の社会生活
にはおおきく支障をきたす結果となっていました。

このような時に、サリドマイドが再登場しました。 
 
皮膚炎を主とする、ハンセン氏病には大きな福音となるはずでしたが、
日本では保険の適応できる医薬品として承認されず、結局自由診療にて
ほんの一部の医療機関についてのみ、細々と使用されるにとどまってしま
いました。(大々的に扱っている医師もおられ、医師の個人輸入でサリド
マイドを手に入れ、ガッポガッポと儲けているとかいないとか。うらやましー)

このように普及は頭打ちの状態が続く中、その薬理活性はより広がりを見せ、
ベーチェット病の粘膜潰瘍などにも著しい効果を示したり、多発性骨髄腫
などの癌への適用もすでに行なわれてきています。

まさに、極悪非道の限りを尽くしてきたようなやつが、何万もの人を危機から
救うような活躍を見せているようで、ある種爽快な気分にさせてくれます。

つづく・・・・・