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【ここがへんだよ☆医薬業界】
---------------------その104-----------------------
2006.10.20発行
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くすり屋や健康、薬の裏話・裏事情をそっと教えます。
一部関連団体の方にはご迷惑おかけしますが、大目に見てください。
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さて、本来なら今回は通常のメルマガでございました。
が、しかし、時間的にとても困難な状況に追い込まれ、
やむなく迷回答Q&Aを前倒し、来週に繰り越しです。
そのため、来週は金曜日の通常のメルマガ一本になります。
フ〜、これで少しは時間が作れる。( -。-) =3
もう、104号目なのにいっこうに書くスピードが上がらない私。
このメルマガを書くために費やす時間は、
たぶんみんなが考えているより多いだろう。
その上、ネタの多くを通勤中歩きながら思い描くが、
その半分は忘れてしまうほどの効率の悪さが追い討ちをかける。
昔から記憶力が悪いので、今さらどうこうできるとは思っていないが、
客の名前も芸能人の名前もなかなか憶えられないし、浮かんでこない。
だから、私の会話は指示代名詞ばかり。
継ぎはぎだらけの虫食い問題のような会話。
海馬よもうちょっと頑張ってくれよ〜。"ヾ( ´∇` )ノ
さぁ、そんなうっすらとした記憶の中で、
本日の迷回答Q&A いってみます。
□質問 その1
福原さま
いつも興味深いメルマガありがとうございます。
お忙しいところ恐縮ですがお時間のある時にでも
お教え頂きたくメールいたします。
先月急に肩が痛くなり、シップを買いに行った
薬局で、塗り薬をすすめられました。
ゼリア製薬のエパテックAゲルというものです。
シップより肌にやさしいと聞いたので、
それを使用したところ顔や手腕が赤く腫れ、
背中や腰に湿疹ができました。
どうやら副作用に当たってしまったようです。
ネットで調べたところ、そういった例は
過去に57例ほどあるらしいですが、
まさか自分が当たるとは思わなかったので
大変ショックを受けました。
もともとアレルギー体質で、花粉やホコリ、
殺虫剤等で皮膚が赤くはれてしまうことが
あったので、
てっきり秋の花粉のせいだと思って温泉に
通って少しマシになってきたところです。
でもなんとなく今までのアレルギーとは
症状の出方が異なり、気になるので
これから病院へ行こうと思っています。
そこで質問なのですが、
私が調べた限りかなり重篤な副作用が57例も
ある薬を、薬局で普通に販売されているのは
なぜなのでしょうか?
そういえばステロイドの副作用も取りざたされて
いるのに未だにストロングクラスのステロイドが
レジのところに普通に置いてありますが・・・。
前々から不思議に思っていたもので、ぜひとも
裏側をお教え頂けたら幸いでございます。
T島
□迷回答
はい。T島さま、ご質問ありがとうございました。m(_ _)m
医薬品によるアレルギー反応が起こってしまったようですね。
医薬品によるアレルギーはとっても恐いもので、..・ヾ(。><)
ある意味(どの意味?)この程度の副作用で収まったことは、
不幸中の幸いです。大変運のお強い方と申し上げることができます。
実は、と言うほど大層なことではありませんが、
薬の副作用と言いましても、大きく二つに分かれるのです。
そのひとつは、薬の薬理効果から来る副作用です。
例えば、咳止め薬に配合されているリン酸ジヒドロコデイン、
咳中枢に作用して強力に咳を抑えますが、このリン酸ジヒドロコデイン
の薬理効果の中には腸の蠕動運動を強力に抑えて、便秘を起こしてしま
うという効果もあるのです。
また、胃腸薬の中に入っている副交感神経遮断薬は、胃の痛みを抑えま
すが同時に口の渇きやおしっこの出を悪くしたりします。
それらの副作用は、主作用の裏返しの部分として多くの人に発現します。
通常そのような副作用は、出ても大きな禍につながることも少なく、
主作用との兼ね合いから薬の服用の継続と中断を判断します。
そしてもうひとつの副作用がその薬の成分によるアレルギー反応、
つまり体の拒絶反応ってことです。ヽヽ(≧▽≦)//
キャバクラのキャストが客のオヤジを嫌がる度合いに良く似ています。
多くは金持ってっからしゃ〜ないしゃ〜ないと受け入れてもらえますが、
ギトギトのすけべオヤジや口の臭っさいオヤジでは生理的に受け付けん
とばかりに圧倒的に拒絶されてしまうようなものです。
ヾ(≧∇≦)〃ヤダヤダ
この拒絶反応、当然ちょっとやだな〜ってものから、も〜絶対に絶対に
嫌だからね〜ってぐらい拒絶しちゃうものまでその温度差はまちまち。
ちょっと嫌だな〜ってものなら、胃が「なんや〜こんなもの入れやがっ
て〜、腹たった、もう動くのやめや〜」ってことで胃部不快感などが起
きることぐらいで収まるが、も〜絶対にいやならそりゃもう戦闘態勢を
整えて排除しようと攻撃し捲くる。
そしてその時に使われるヒスタミンなどの生理活性物質やリンパ球に
よる活性酸素などで、戦場と化した身体中がボロボロになってしまう。
最悪の場合ショックを起こして命の危険まで伴うこともある。
彼女の場合、明らかに後者の拒絶反応であるアレルギー反応。
無事この世にとどまったことに感謝いたしましょう。(^人^ )
■ご質問のこんなに重篤な副作用のあるものをなぜ販売するのか?
ということですが。
もちろんその副作用の強度や発現率で市販を禁止されているお薬も多い
ものです。
つまりこの薬で出る副作用の発現率や出た時の症状の大きさが、
まぁこんなもんなら規制の対象じゃなくてもいいんじゃないのって
思われたってことです。┐( ̄ー ̄)┌
アレルギーの重篤さで規制するなら、日本から蕎麦屋がなくなります。
それほどそば粉では重篤なアレルギーが報告されています。
そして、それ以外にもアレルギーが報告されている食品は数限りなく
存在しますし、逆に言えばアレルギーの可能性のない食品などどこにも
存在しません。ヾ( ̄o ̄;)
つまりアレルギーを規制しだしたら、何も売るものが無くなっちゃう
ってことなんです。
ましてや薬です。
ある意味(だからどんな意味やっちゅうねん)人体にとっては毒となる
ようなものを、その量をコントロールすることで薬効を得ようとしたも
のです、人によってはその量でも十分に毒となってしまうことも考えら
れるってことなんです。
今回は不幸にして副作用に当たってしまいましたが、
これに懲りずに市販のお薬もどんどん使って下さい。
次はきっと大丈夫です。 ヾ(^ o ^)だって、
薬の副作用発現率が1%であっても、
2度続けて副作用が発現する確率は1%×1%で
たった0.01%しかありません。
もうほとんど出ないと言っていい確率です。
ご安心下さい。
んっ?そこのあなた、その不満顔はどうしたの、何か問題でも?
神は信じるものに手を差し伸べるものでございます。
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■ ■編集後記
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●いじめ報道真っ盛り、でも・・・・・
朝のニュースワイドショーを見ていると、今週は中学生いじめ自殺事件
の余波で連日いじめ問題が取り上げられている。
しかし、内容は10年前からなんら変わっていない、
焼き直しを見ているようなコメントばかりで、
それではダメだから今日に至っているはずなのに、
あいも変わらず教師や教育システムの問題に終始している。
マスコミは教師の質が低いからその採用にあたりいろんな条件を付けたり、
再教育の実施を唱えているが、私に言わせればマスコミの問題解決能力の
なさの方がもっと問題であり、改善が必要だ。
このいじめ問題に対し、ある程度の決着を見ようとすれば、
次の点において意見の一致が必要となる。
1)いじめと誰が判断するのか?
当事者のいじめられた人がいじめかどうか判断するのか?
客観的な第3者的な人物が判断するのか?
答えは利害のない第3者が判断することでしか解決しない。
いじめのような被害が主観的な要素が高いものでも、
そのいじめの判断を当事者の訴えに帰着させれば、混乱は必死である。
2)どのような行為からいじめと判断するのか?
無視はいじめか?
話しかけないことはいじめとは言えないが、
話しかけても返事をしないことを集団で意識的に行えばいじめであろう。
そのような線引きがなされなければ誰でも言い逃れが可能となる。
3)一方が自殺したからといって、もう一方側に全ての責任があるとは
限らないという認識を広げることが必要である。
いじめの解決はもちろん必要であるが、自殺することでは全く解決しな
いという認識を深めることで、自殺する意味合いを弱冠減らすことがで
きるのではないかと考える。
4)最後はマスコミの力がなければ弱者は強者に対抗し得ないことを
マスコミが理解して、その対応を約束してもらう。
なんやかんや言っても弱者が強者と対峙しようとすれば、司法か
マスコミの力が必要になることはいたし方のない事実である。
実際はまだまだ多くの共通のコンセンサスがいると思われるが、
そのようなことに一切言及しないのがホントに不思議である。
ちなみに私もいじめについてはアトピーとの関係で文を書いているので
興味があればぜひお読み下さい。
http://www.d2.dion.ne.jp/~marumi30/contents2-8.html
http://www.d2.dion.ne.jp/~marumi30/contents2-9.html
どんなすばらしい案を出したところで、
いじめが自然消滅するわけないやろ〜。
結局、弱者は弱者なりに闘うしかないのだ。
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