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 【 医薬業界よ たいがいにせなかんぞー!】ヽ(`Д´)ノ  

  ---------------------その2-----------------------

                                2004.10.24発行
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業界の都合で、うす甘く広められた医療・健康に関する怪しき常識。あたり
まえの様に感じていることも、よくよく考えるとちょっとおかしなことに突
きあたる そんなお話です。

※たいがいにせなかんぞー!(いいかげんにしろ の意)
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私 はや20年以上も薬業界に身を置かせて頂いてる者です。
医療、健康産業は年々肥大化し幾多の怪しき情報が跋扈する様になって来ま
した。ある情報はそれを信じたものを陥れようと巨大な口を我々に向け、あ
る情報は幾多のスポンサーにより巧妙に誘導され知らぬ間に洗脳してゆきま
す。(私もよくだまされてしまいます。それほど巧妙です。)

あたかも、常識化されたかのように流布する健康情報、医療情報の多くが、
実はその中に生きる特定の業界人の都合により生まれたものであることが
多いのです。

このメールマガジンでは、それらの作為的とも思われる情報の奇妙な点を
掘り起こし、皆さん自身で改めて考えてみるための判断材料のひとつにでも
なれば幸せと考えております。

ぜひ末永くお付き合いの程、宜しくお願いいたします。

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●ドリンク剤(その2)

「ドリンク剤」

栄養ドリンク、胃腸ドリンクなどいろいろなタイプのドリンク剤が市場に
出回っていますが、今回は、ちょっと変わったタイプの 尿漏れ、頻尿の
ドリンク剤として登場して、テレビCMなどを大量投入して着実に市場を
拡大しつつある  『ハル○ケア』 という商品についてです。

かるい尿漏れ、頻尿(小便の回数が多い)
最近このような症状でお悩みの方がずいぶん増えてきています。


原因はいろいろあると思われますが、ストレスの増加(ストレスに対する
抵抗力の低下と情報量の増大だ大きな原因と私は、思っていますが)と
運動不足や老化による 筋力の低下
そして 前立腺の肥大 が大きなものです。

『ハル○ケア』は 生薬の力で体を温めます。
その生薬らは
特に下半身を温め、尿抵抗を軽減し、膀胱の尿貯蓄量を増やし、前立腺の
肥大も抑えるのではないかとも言われています。

副作用も非常に少なく(あっても胃腸症状とのぼせぐらいか)
いい事ずくめのお薬のように見えますが・・・・

実は、中身は代表的漢方薬の「八味地黄丸」 なんですね。

くすり屋からすると 何を今更 ってな感じではないでしょうか。

今までだって、相談のできる薬屋へ行って 相談すりゃあ 証に合わせて
(漢方薬は体質、症状、病状に合わせて薬を選ばないとなかなか効かない
し、副作用の原因になる。このそのひとそのひとに合わせて薬を選ぶこと
を 証を合わせるといいます。)

八味地黄丸が出てくることもあったでしょう。

ましてや、この商品のテレビCMは、新薬のように飲めば誰にでもそこそ
こ効くような印象を与え、漢方薬として証を合わせようとしているわけで
もなく、商品パッケージにも全く八味地黄丸の記載もなく(隠していると
しか 私には思えませんが)かろうじて、誰もきちんと読みもしないよう
な注意書きのところに 

     胃腸の弱い人
     のぼせが強く赤ら顔で体力の充実しいる人は
     医者または薬剤師に相談して下さい

と小さな字で書いてある程度で、なぜ漢方処方名を隠すのか?
私は、甚だ疑問に感じています。

またドリンクタイプにするために、1回あたりの単価は ほぼ同じ内容の
粉の漢方薬に比べて約2倍します。

ドリンクにする経費を考えれば、あたりまえなのかもしれませんが、
果して 葛根湯のように、短期間での服用で効果の見込める漢方薬であれ
ばいざしらず、どちらかというとある程度長期に服用することが求められる
八味地黄丸において、ドリンク剤にする その意味を考えるとするならば。

1、尿トラブルで多くの人が悩んでいる。

2、尿トラブルの改善に厚生労働省の認可がおりているものが、八味地黄
丸などの漢方製剤に限られている。

3、その本質は、じっくり改善していくものであっても、そんな悠長なこ
とを言っていたら売れない。

4、この際、医薬品として効果効能が取れているのだから、一本二本で
効くかどうかは別として、即効性があるような印象付けのためにドリンク
タイプにして、効果効能を謳えば、きっと売れるぞ。

会社の会議でそう嘯く、社員の声が聞こえてきそうな気がします。

世界一 ドリンク剤がお好きな国民である 日本人
それを逆手にとって、いい様にあしらおうとする製薬企業


ドリンク好きもほどほどに・・・・


ちなみに このハル○ケアは、一日の生薬量が通常の市販の漢方薬に比べ
倍濃くしてあります(前述の価格比較は、同じ濃さに直して換算しております。)

メーカーも、ドリンク剤は早く効くはずだという消費者の期待に答えるべ
く頑張る姿勢は評価できます。

我々店頭の最前線に立つものは、そのメーカー様のご意思を無にしてはい
けません、難しいことはごちゃごちゃ考えずに、宣伝に乗って 売って売
って売りまくらねばならないのです。


さあ、ドリンク飲んでがんばろう!(`´)/   チャンチャン