今回の雑談・・・・・酒どころ新潟
最近しょっちゅう県外への出張がある。一番多いのが石川県の加賀温泉への出張である。
車を運転するのが嫌いではないので、距離が遠いことは苦痛ではないが、 朝早くから起きなければならない事は最大の苦痛である。
朝五時に起きて身支度を済ませ、六時に出発。冬場は雪の関係で高速道路に規制がはいるので これが一時間早まる。
行ったら行ったで、じっとしているのが苦痛である俺にとって、つらいつらい会議がある。「助けてゴセー」(助けてくれー)と言いたいところだが、つらい事ばかりではない。旅館での宴会と、温泉が待っているのだ。温泉の後は、足ツボマッサージをしてもらって眠りにつく。
つまり会議を乗り切れば、後は楽勝なのである。
この会議に出席している仲間も気心の知れたいい仲間ばかりで、気の置けない会話ができるのもいい。しかし、一番良いのは各地の特産を持ち寄った仲間たちの手土産なのである。今までカニ、ピーナッツせんべい、二十世紀梨など、色々なものが胃袋の中に消えていったが、中でも地元ではちょっと口に出来ないものに新潟の地酒がある。
有名どころでは、「雪中梅」「越の寒梅」などがあり、マイナーな所では「五郎八」というにごり酒、「菊水辛口」、「菊水一番絞り」
などがある。
あるとき、いつも石川県である会議が新潟で行われた事があった。新潟市内の役所におしかけ、その夜は月岡温泉というひなびた温泉郷で宴会となったのである。
さすがに酒どころ新潟、珍しい酒が出るわ出るわ、しかもどれもこれも美味いときたもんだ。すぐに赤顔になり正体不明の者が続出する。
かくいう俺も冷酒を飲んでくだをまき、上司とため口を利くという有り様。 周りの者も酔っているので収集がつかない。
散々飲み散らかして部屋に帰ったときは、天井が回っていた。
俺よりひどいのは、直江津からやって来たエム・ケンボウ。楽しい酒で、周囲に迷惑をかけないのは良いが、 行き倒れのようにうつ伏せで爆睡してしまうのだ。この倒れ方なのだが、いつも決まって布団の一メートル手前で力尽きるのだ。あと一メートル頑張れないものなのか、といつも思うのだが一メートルが永遠の距離に匹敵するらしく力尽きる。
こうなったら何をされても起きない。カンチョーされようが、生ケツを顔にくっつけられ屁をこかれようが、タマタマを人差し指でピンコされようが決して起きないのである。
それもこれも、美味しすぎる新潟の地酒のなせる技なのだ。
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菊水酒造の三羽烏。一番絞り、五郎八、辛口 まいぞ !
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つまみに最高、自分で採って焼いた銀杏の実。
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それでは新潟の地酒の味をご紹介したいと思う。
まず「越の寒梅」。なんと言ってもフルーティーな味わい。冷蔵庫で冷やして飲むと、最高にうまい。酒独特のツーンとしたにおいというか、あとくちの悪さがまるでない。女性に人気の出そうな味である。
「雪中梅」。越の寒梅のようにフルーティーだが、もっと甘口である。俺などは甘くて物足りない感じがするが、好きな人はべた褒めの名酒である。
辛口の酒では、「八海山」というのが美味い。くせのないストレートな味わいで辛口好きにはたまらない。
「菊水辛口」も辛口酒の中では最高に美味い。菊水は一番絞りが有名で、すごく甘いのだが、この「菊水辛口」は名前のとおり辛口だ。若干「八海山」のほうが辛いが、風味が独特で美味い酒である。
そして変り種は「五郎八」というにごり酒だ。これはまんべんなく振ってから飲むのもトロッとしてうまいが、上澄み液だけを飲むのが最高に美味い。ある時旅館の仲居さんが気を利かせたつもりで振ってしまい、舞鶴から来た多身さんと言う人が涙ながらに「なんちゅうことをするんや。」と抗議したほど、上澄み液が美味い。
他にも美味い酒が色々あるが、とにかく新潟は酒が美味い所なのだ。
また来月も新潟に出張がある。美味い酒を発掘したら、すぐにみなさん方に報告します。おたのしみに・・・・・