今回、年も押し迫ったなかで、有志と共に離党届を提出した事のご報告と、そのご説明をこの場でさせていただきます。
私、渡辺 浩一郎は去る12月28日に民主党からの離党届を提出しました。私の想いは、日本の統治機構の変革を求めて、であったからです。
「官僚主導から政治主導へ」、政権交代当時に民主党が訴え、そして、国民の皆様により選挙を通しその方向性が選択されました。その政治主導という統治機構の変革への想いを、いまでも私は強く持っています。それは、政治主導の実現により国家資源の大幅な再配分をなしえ、例えば、今後の国際化に対応した未来の日本作りを目指していくことが出来るからです。
でも、その想いは今まさに頓挫しようとしています。それは、国民にのみ痛みを強要する八ッ場ダムの再開や消費税増税の動きに端的に表れています。何も変えない、思考停止の現状維持が、政官業の癒着構造を維持したい者にとって好都合だからです。
従って、このままでは日本は滅びるのではないか、との強い危機感を私は持ちました。特に官僚主導による政策決定を放置していては、暗澹(あんたん)たる未来しか思い浮かべられません。
明るい希望を持てる日本の構築には、国民の皆様の想いを受け止め、信頼を勝ち得る政治家の主導による国家統治機構こそが、不可欠だと信じております。
それを実現するためには今の民主党では困難だと判断し、離党を決意いたしました。
また、離党にあたって、改めて「人を守る」政治を心に誓い、これからも粉骨砕身、皆さまのために力の限り努力してまいります。
平成23年(2011年)12月31日
渡辺 浩一郎
まじめに暮らしている普通の人々が社会や生活において矛盾や怒り、悲しみを持つならば、それを正していく、直していく、消していくのが政治の本来の役割です。
しかし実情はどうでしょうか。総選挙により政権交代が実現しても、いまだ、普通の人々が不幸な生活を余儀なくされている仕組みが残っているのが実態です。
警察や司法、あるいはマスコミ等がその仕組みにメスを入れてきましたが、それも限界があります。それは、いままでの政治家や官僚が国民の目を欺き、一見国民のためのかたちをつくり、そのかたちで自分達が甘い汁を吸える仕組みを積み重ねてしまっているからです。従って、こうした仕組みは、一朝一夕に変えるのは難しいですが、政治によって変えていかなければなりません。
こうした考えに立って私は、責任ある国会議員として、普通の生活者が幸せに暮らせるように、更により良い政治を実現に向け、私はここ板橋で力の限り頑張り続けていきます。
東京都板橋区 渡なべ浩一郎