シマリス生活の知恵

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 このコーナーでは、伊勢家がちっぷのお世話をするにあたり、飼育書等に書かれていないため、試行錯誤をしながら考えた「生活の知恵」を御紹介させて頂きます。

 なお、リス飼いの皆様の家の環境、飼っているシマリスの性格などにより、アイテムや方法は色々変わることと思います。
 決して、これがベストと思っている訳ではありません。

 あくまでも参考情報として取り扱って頂き、シマリスが快適に暮らすための創意工夫の一助になれば嬉しく思います。_(_^_)_

その3 「ケージの老リス介護仕様」(ちっぷ帝国ビフォーアフター計画)

 ここでは、「シマリスちっぷ物語」vol 8の第5話「ちっぷの闘い」(3月18日(土)ちっぷ帝国ビフォーアフター計画)に出てくる、ケージの老リス介護仕様への改造工事を御紹介します。

 この仕様は、転落すると骨折する危険性のある高齢(概ね5才以上)のシマリスには勿論ですが、ちっぷのように病気で後足の筋力が衰え、ケージの上方への移動が困難なシマリスにもお薦めです。(^^)




1 改造前ケージのレイアウト

 改造前のケージのレイアウトは右図のとおり。

 シマリスは運動量が多い動物なので、ケージ内でバク転したり、ケージの上から下までジャンプして移動する。

 このため、ちっぷのケージは止まり木やステージが移動時の障害物にならないよう、中央部が吹き抜けになるレイアウトとしていた。

 4才〜5才くらいまでの健康なシマリスであれば、このようなレイアウトがベストと思う。

     改造前ケージのレイアウト
2 改造前ケージの問題点

 ちっぷは、平成18年2月下旬以降、病気で後足の筋力が衰えたため、右図の×印の辺りで、上へ行こうとして止まり木に飛び移り損ね、懸垂状態の後、落ちるようになった。

 問題は、ケージの中央部が吹き抜けになっているため、転落すると床まで真っ直ぐ落ちることである。

 床に敷き詰めた新聞紙と干牧草がクッションになり、とりあえず本人は平気そうだが、あまりにもポロポロ落ちるので、見ている我々が心配になる。

 3月11日、動物病院で先生から高齢のリスは転落で骨折の危険があるとして、次のアドバイスを受けた。

 @ 止まり木を幅広の「止まり板」にする。

 A 止まり板は上下が互い違いになるよう
  に付ける。(転落しても下段の止まり板が
  受け止めてくれる。)
           改造前ケージの問題点
3 老リス介護仕様ケージのレイアウト

 ケージ改装工事として、幅8cm×厚さ6mmのバルサ材をケージの大きさに合わせて切り、右図のとおり互い違いに取付けた。


【参考】

@ シマリスの前足の爪が掛かりやすい
 よう、止まり板の縁に止まり木1本を付
 けた。

A 各止まり板の高さは、シマリスが立ち
 上がると手が届く間隔にした。

B 次の理由から、バルサ材は止まり板
 の材料として最適である。
 ・化学物質の匂いがしない。
 ・カッターで簡単に切れ加工が容易。
 ・弾力が有り、シマリスの落ちるショック
  をよく吸収してくれるので安全である。
     老リス介護仕様ケージのレイアウト   
4 老リス介護仕様ケージの動線

 シマリスの動線は右図のとおり。

 ちっぷは、左右どちらからでもハンモックに簡単に行けるようになり、誤って落ちても止まり板が優しく受け止めてくれていた。(^^)


【留意事項】
@ 何度かシマリスに入って貰い、使い勝手
  の様子を見ながら微調整すると良い。

A シマリスはケージ改造を理解できないの
  で、最初は上に登られないかもしれないが
  暫くすると慣れるので、根気強く待つべし。
            老リス介護仕様ケージの動線

その1 「垂れ流しリス対策」(段ボール箱製ケージカバー)へ


その2 「冬季夜間用ケージカバー」へ


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